アルバムタイトルFilles de Kilimanjaro
黄金のマイルス・デイビス・クインテットが残した多数の名盤の一枚です。1968年の吹き込みで、直前に吹き込んだMiles In The Skyに続くスタジオセッションとなっておりメンバーも基本的に同じくウェィン・ショーター(ts)、ハービー・ハンコック(p,elp)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)という史上最強のメンバー編成です。
(一部曲によりチック・コリア(p)、デイヴ・ホランド(b)が参加しています)反復するリズムに乗せてマイルスのトランペットやショーターのミステリアスなテナーサックス、キーボードが舞うグルーヴ感はこの時期ならではのもの。このアルバムの後にマイルスがジャズや様々な音楽に大きな影響を与えるアルバム、In a Silent Way 、Bitches Brew に繋がる過渡期の録音です。いまだに色褪せない魅力に包まれたマイルスの世界をお聴きください。
US Original Columbia CS 9750 stereo mat1A-1A
ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、シミがありますが盤はノイズはわずかです。ミステリアスで印象的なジャケットの女性はラスト曲名に名を残しこのアルバムリリース直後にマイルス夫人となるベティ・メイブリーです。
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